はるかぜ

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メモ:Windows95 にIEシェル統合を手動で適用する

手動でWindows95にIEシェル統合をしました
 もう誰の役に立つんだろうって話ですが。
個人的なメモです。
情報的にはn番煎じの状態ではあるのですが、
いかんせん内容が古すぎてか、
調べてはみたものの、archive.orgとかにしか残ってなさそうでしたので。
INFファイルちゃんと見りゃ分かるんでしょうが、
自分でやり方を探ったわけではないので、細かい動作検証はしていません。

(0)IE5系を導入しておく。
(1)日本語版IE4.0から[ie4shl95.cab]を拝借する。
   ※IE4は、Windows98 ServicePack 1にも同梱されていますよ…
(2)適当なフォルダに展開する。
(3)[ie4shell.inf]を右クリックして「インストール」をクリックする。
   途中で[wallpapr.htm]が複写できないダイアログが出るが、スキップする。
(4)再起動する。
   再起動後、スタートボタンは利かないことに留意。
(5)マイコンピュータからコントロールパネルを開く。
(6)アプリケーションの追加と削除を開く。
(7)Internet Explorer 5.xを選択して「追加と削除(R)…」をクリックし、
   「Internet Explorer を修復する(R)」を選択、OKをクリックする。
   作業終了後に再起動。
(8)再起動後に、コマンドプロンプトを起動。
   以下を実行する:
   regsvr32 webvw.dll
   regsvr32 ie4tour.dll
(9)展開した[ie4shl95.cab]から以下を、それぞれ名前を変更して、
   システムドライブのWINDOWS\SYSTEMへ複写する:
   channels.scf -> チャンネルの表示.scf
   desktop.scf -> デスクトップの表示.scf
(10)再起動して作業終了。

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 ほんとは作業内容の前に書く予定だったのが、
書いたら例のごとく冗長になったので、あと回しになった文章がこちら:

 Win95にIE4を導入する際は、途中で「デスクトップのアップデート」が出現します。
これがいわゆる「シェル統合」というもので、
デスクトップのみならず、エクスプローラまでIEに統合されるというものです。
個人的なメリットは…特に見当たりません()
エクスプローラに関しては、素のほうがウインドウ領域使わないので、
VGAだと非統合のほうが見やすいんですよね…
ただ、(私は使いませんが)クイック起動とか、
あと地味にいいかもしれないのが、
スタートメニュー内のコンテンツの順序変更ができるようになるとか、
そういうの目当てなら、ありかもしれないです。
WindowsXPまでのエクスプローラで慣れておられる方々にとっても、
操作感が割とそっくりになるので、よろしいのではないかと。

 ただこの選択肢、IE5の導入時には現れてくれません。
MSのサーバにファイルが残存していたころであれば、
セットアップ時にコマンドプロンプトから

IE5SETUP.EXE /C:"ie5wzd /e:IE4Shell_WIN /I:Y"


を叩けばよかったのですが、これはもう現時点で使えません。
IE4導入後にIE5導入ってなぁ…なんか方法はないんかな…と思って、
追加でダウンロードされるファイル名を調べてみたら、
どうもie4shl95.cabっぽい…名前があからさまにそれ。
そしてこのファイル、IE4に同梱されています。
うちには日本語版IE4.01のインストールCD(!)があるので、そこから拝借。
展開してみると、ie4shellというINFファイルが。 これやん。
これをインストールすれば!
と思ってインストールしたら、スタートボタンが利かなくなりました。 なんでや。
ネットで検索すると、ここのスレッドの#4に意味深なコメントがあり、
リンク先は…リンク切れ。
ということで、archive.orgのお世話になり
追加の情報も得て、このやり方で落ち着いたのでした。

 リソース削減だのなんだので、抑え込まれる傾向にあったIEシェル統合ですが、
今となっては本業で使う人なんてほとんどおられないと思うので、
却って導入したいなんてかたもおられるのではないでしょうか。
おられない?
そっかあ。