はるかぜ

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RF-U06のスピーカ修理

…いい加減先人に倣って毎日くだらない日記を書きたいのですが、
なかなか時間が取れないのと、写真を挿入するのが面倒で、
習慣化しません。
HTMLタグを使って打ち込んでいるからってのもあるか。
いい加減観念して諦めればいいのに、
ちょっとどうもこればかりは譲れないようでした()

だから去年の10月に編集してほっぽりだした写真が出てくるんですけどね…

松下のRF-U06です。
この際、RF-U05でも、RF-U09でも、
はたまた、R-039でもいいです。
このラジオのスピーカ、よく断線しません?

言いたいことはありますが、思い出話をここですると二 三行しかない本題に入れませんので、
さっさと済ませます。

よく断線するのは、引き出し線とフレームが触れるあたりのようです。
このスピーカの振動板は樹脂製ですので、フレームから簡単に外せます。
端子から引き出し線を外し、振動板を外して引き出し線をもうちょっと引っ張り出して、
振動板をもとに戻して、延ばした引き出し線を端子に半田付けすれば直りました。
四行でしたね…。

▼ ここから思い出話

 うちの母親が以前勤務していた仕事場には、よく遊びに行きました。
小学生中学年の頃だったと思います。
数名でまわしている、仕立て直し屋でした。
うちと妹は、そこの飼い犬を公園に連れて行ったり、
近所の駄菓子屋で駄菓子を買っては当りを引きまくり、たくさん往復したりしました。
職場の中では手伝いをして、その小遣いで駄菓子を買っていたわけです。
職場の中では、いつもラジオが鳴っていました。
AM1008、朝日放送です。
「元気いちばん、芦沢誠です」の声が離れませんね。
そのラジオこそが、RF-U06だったのでした。
小学生ながら、このデザインにはたいへん惹かれるものがあったようで、
何度か欲しいとねだったのを覚えています。
買い替えになったらという約束をとりつけたものの、
とうとう流れてくる前に、母はそこを退職したのでした。

 さて、近所にある個人の電気屋の、
通りを向いたショーウインドに、
そっくりのラジオを見つけました。
夏祭りの帰りです。
お値段なんと7,000円(標準価格は9,000円)。
当時私の小遣いは、月500円でした。
当然家に帰っても持ち合わせがなく、お年玉まで待つことになりました。
せっかく手にしたラジオはR-039でした。
あると思っていたFM用のアンテナがないと知ったときは、なかなかショックを受けました。
まあこういうものによくあることですが、
手にしたその時は構うのですが、だんだん薄れてきてあまり使わなく…

…なったのですが、
社会人になってからは、かなり使うようになりました。
現在は台所に提げて使っています。
大きな役どころでは、名古屋にママチャリで行ったときの帰り、
寂しすぎて消えそうなので、このラジオを聴きながら気を保たせました。

 でもねえ…やっぱりRF-U06も欲しい。
あと、祖父もボタン一発で使えるラジオが欲しいとか言っていたので…
ということで、ジャンクを購入したら!
一台目がスピーカ不良、そして二台目もスピーカ不良でした。
しかも故障箇所も仲良く一緒。
よく聞く症状は、このスピーカ、
本体基盤との接触に、線を使わず板バネ状の端子を押し当てていて、
そこに塗布してあるカーボングリスが硬化して接触不良をきたす、というものでしたが…

 前述の通り、割と難易度の低い修理で直ったので、まあ良しとしましょう。
ちなみに番外編でゼロ台目がありまして…
こちらは電池の液漏れで一部が腐食しており、
電池残量を判別する回路がやられたようで、新品の電池でも電池なしの表示。
腐食していた近くのトランジスタを一つ抜くと、電池が切れるまでラジオを鳴らし続ける…
普通のラジオと比べて電池持ちの点ではどうなんでしょうね。
ちょっと興味のあるところです。