はるかぜ

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ら抜き言葉

 fusionさんのところと 元は同じですが、違う路線で……
というか、内容が薄すぎるので、申し訳ないのですが、


 大学前期の授業で、「日本語学a」というのを受講したのですが、初っ端が「ら抜き言葉」についてでした。
内容は覚えていますが、説明が面倒なので、「ら抜き」の仕組みについては省きます(蹴

 で、ふと思ったんです。
大阪弁で話すとき、「ら抜き言葉」が減っているような気がする……

平成22年度「国語に関する世論調査」の結果について
この資料の 4.「れる・られる」「せる・させる」の項目に挙がっているものを、例にとってみます。
全部 私の場合です。

1.こんなにたくさんは「食べられない/食べれない」
左です。
大阪弁だと、「食べられへん」って言うかな。

2.朝5時に「来られますか/来れますか」
右ですね。
でも、大阪弁の流れで言うと「来られます?(「れ」と「す」の調子を上げる)」と言います。
丁寧ではなくなると、「来れるー?」ってなりますけど。

3.来るなんて「考えられない/考えれない」
何が何でも左です。
大阪弁でも「考えられへん」としか、考えられません。

4.初日の出が「見られた/見れた」
半々かなぁ……
友達との会話(→大阪弁)では、「見れた」と言っています。

5.早く「出られる/出れる」?
右かも。
でも丁寧にすると、「出られます?」と(「来られます?」と同じように)なりますね。



 ふと思っただけで、別にどうということはなく、半々くらいだということが分かりました(笑

 あと、もやーっと思ったのは、可能の否定形の場合、標準語も含め「ら抜き」が減るのではないか、ということです。
これも私の場合ですが、
「来れます」は、「ら抜き」になりますが、否定形では「来られない」「来られへん」と言います。
「見れた」/「出れる」も同様に、「見られない」「見られへん」/「出られない」「出られへん」となります。

 リズム的な問題も、あるような気がします。
たとえば、「食べられます」と「来られます」。
疑問形にすると「食べれます?」「来られます?」になって、「食べる」のほうだけ「ら抜き」になります。
でも、「~やろか」とすると、「食べられますやろか」「来れますやろか」になって、「来る」のほうが「ら抜き」になります。
言いやすいリズムがあるのだと思います。
「食べ/れま/す?」「来ら/れま/す?」とか、
「食べ/られ/ます/やろ/か」「来れ/ます/やろ/か」みたいな感じで。


ってことは、否定形で、リズムがどうとかなると、ほかの言葉は……

……収拾がつかなくなりそうなので、また途轍もなく暇なときにでも、紙を広げて考えてみたいです。