はるかぜ

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つかこうへい

 つかこうへい さんが亡くなりなったと聞いて、びっくりしました。

 つかこうへい さんの本を知ったのは中学2年のとき。
読書感想文で、『娘に語る祖国』を選んだのがきっかけ。
たまたま 家にあったんだけどね。

「読書感想文」というと、私は日本語が てんで なってないし、まとめる能力に乏しかったので嫌いでした。
けれど、読んで頭の中でいろいろ感じるのは、昔から好きだったので、かなり読みこみました。

今 読んだら、もうちょっと ましな感想文が書けると思う(そうでないと困る
それまで、ゆるいものばっかり読んでいた私にとって、これは新鮮で強烈でした。
つか さんが、「イヌを食べに行きませんか」と誘われて躊躇したとき、李さんが言った言葉は、本の要旨とはあまり関係がないような気もするけど、そのときの私の頭の中で こだま した。

「イヌを食べるということで、韓国をおかしな目で見ないでください。単なる風俗の違いにすぎません。日本人がナマコや、ウナギや、ウマを平気で食べているのを、ほかの国の人たちは呆れているのですから。」

読み違えているかもしれないけど、「文化はお互い大切にしあいたいね」と、多分初めて思ったんじゃないかな。

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 でも、今は、なるだけ明るいのが読みたい。
「いつも 心に太陽を」が面白いと、聞いたことがある。
今 読んでる本を読み終わったら、それも読んでみたいなぁ。