はるかぜ

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四郷・内部行き

 せんだっての四郷・内部行きですが、
結論から言いますと、パンクでほぼ持っていかれました。
そんな お話。
 
 
 自分で言うのもなんですが、本チャンには強いみたいでして、
ちゃんと、
7時前には起きることができました(そこからか
8時過ぎに出発し、
2時間半くらいで、四日市到着の予定でした。
 
 予定だったのですが、
家から5.5kmくらいの、朝陽中学校あたりで、
自転車から、規則的な音が聞こえ始めました。
何か引っかかったんだろうと思って、
そのまま走っていたら、
だんだん重くなってきて、ごりごりと……って、
ねじ踏んでるやん……
ねじを道路に落とす輩は、自分で踏んでしまえばええのに。
と思いつつ、
1km強行ったところにある自転車屋は、
開いてはいたものの外出中、
そこから600mほど行ったところの自転車屋は、
開店時間が9時だったため、15分待つも、
いざ9時になったところで、入ってみたら、
定休日外のお休みだったことが判明。
15分あったらどれだけ進めたんだよう、どちくしょう、
と思いつつ、次なる自転車屋へ。
そこから3km行った自転車屋で、
ようやくパンク修理をしてもらえました。
貼ってもらったパッチの数、なんと4枚。
ごりごり言い出してから、すぐ自転車降りたのに……
パンク修理道具は持つといいかも、と思ったのですが、
4枚はねぇ……
ちなみに、4枚の内訳は、
「普通は貼らないんだけど、穴が大きいので」タイヤに1枚、
チューブは、ねじが貫通していたため2枚、
終わりかと思って空気を入れたら、その横っちょで3枚め。
こぼれ話ですが、
ここの自転車屋さんに、
「よくここを知っていたね」と言われました。
いつもの買い物道なので、知っていたのですが、
僕のこと以外に不思議がってはったのは、
名古屋から伊勢の祖母宅に行っていた、というかたも、
パンク修理のために、ここに立ち寄ったそうです。
確かに、
国道23号沿いには、ビータやアサヒがあるのに、
名古屋から来て、
国道23号の奥、
県道649号の もひとつ奥の道、
この奥まったところにある自転車屋は、
なかなか見つかるもんじゃない。
まぁ、今日日便利なネット時代ですから、
調べた最寄りの自転車屋が、そこだったのかもしれません。
 
 8時半すぎのパンク、
おかげざまで、自転車は9時45分ごろ復帰し、
10時50分ごろに追分へ、
11時10分過ぎに、四日市駅へ到着したのでした。
コンビニで「愛のスコール」を買い、
駅で、駅標キーホルダーを買いました。
吊掛駆動の電車の音は、
動画で聞いてはいたものの、
本物を聞いたのは初めてで、妙な満足感がありました。
唸る、とはまた違うのですが、
歯車のあるメカが出しそうな音です(そのまんま
 
 ひとしきり四日市駅周りをうろうろして
11時40分ごろ、四郷に向けて走り出しました。
日永までの沿線は、
線路沿いに大きな道があるわけではなく、
込み入った細い道で、家が多く、
あまり新しい印象を与えないところでした。
なんというか……語彙がないのであれですが、
ママチャリの私は、
このあたりに住んでいて、
今から、どこかに遊びに行く人に見える、
そんなところでした(要するに、ちょっと古い住宅街
歩いているのは、おばあさんが多かったです。
赤堀-日永間を流れる鹿化川沿いには、
桜並木もあった……ような気がするので、
奥に見える山、電車、そして手前に桜並木と、
春には、いい撮影地点になりそうでした。
 
 日永を発ってから、
西日野に行く鉄路がなかなか見えてこず、
そのあたりをふらふらして、ようやく西日野駅に着きました。
12時10分ごろです。、
西日野附近の菜の花が残っているかは、
探す余裕がありませんでした。
あとで地図を見返してみると、
鉄路はやはり、道なんてお構いなしに直線を描いており、
ちょっと辿るのがむつかしい線でした。
笹川中学校が近くにあり、
ちょうど下校時刻だったらしく、制服姿の生徒が、
天白川に架かる橋を渡ったところにあるバス停留所に、
たくさん並んでいました。
中学生は、そこが地元なので使わないでしょうが、
その隣にある四日市南高校の学生は、
八王子線を使っているかも、
なんて思ったのは、
書くにあたって、調べて思ったこと。
そのあと、
昭和49年の集中豪雨で廃止になった区間を、なぞりました。
西日野から距離にして1.5kmほど、
歩いても、30分かからないくらいの区間です。
八王子までの川沿いの区間は、
かつて土手に植えられていたという桜並木は跡形もなく
線路があったほうの道沿いに、
家と商店が入り混じっている、というところでした。
八王子駅跡より奥は、道幅も狭くなり、
あまり商店もないようでした。
 
 四郷の中でも、室山は特に栄えていたところらしく、
大きい酒屋が、ちらほら見られました。
その中で、ひと際目立つ存在が、
亀山製絲株式会社室山工場でした。
いきなり目に飛び込んできた、すごい造りの建物に、
しばらく感心してしまいました。
特徴的な上の屋根は「越屋根」というそうで、
富岡製糸場をお手本に造られたらしい。
ただ、痛みは激しく、
他サイトさんの写真を見るに、私の映した写真で、
脱落している竪樋は、平成26年から27年の間に、
垂れ下がっている軒樋は、どうも今年に入ってから、
そうなってしまったようです。
裏手に回ると、よくわかるそうですが、
越屋根も、痛みどころか崩落が始まっているらしく、
酷くならないうちに、写真を撮りに行きたいと思っています。
 
 神楽酒造で、室山駅の駅標を撮り、
酒林に後ろ髪をひかれながら、
でもあとは淡々と、もと来た道を戻っていきました。
13時20分、追分駅前の「おにぎりの桃太郎」でお昼にし、
内部駅でちょっと休憩して、
家に着いたのは16時10分ごろでした。
 
 
 往復で70km。
案の定というか、そう遠くはなかったので、
春になったら、また行きたいな。