はるかぜ

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弱冷車

 今日、「弱冷車」に乗りました。
弱冷車」っていうのは、冷房がゆるくしてある車輛。

座席に座ったら、隣のおじさんが、その奥さんになのか独り言なのか、

「暑いなぁ」
「暑い」
「何でこんなに暑いねん」
「あっついのお」
「あつー」
「あー暑ぅ」

などと 連呼しておりました。
いや、暑いのは分かった。
しかも、この車輛、「弱冷車」ですよー?

まぁ、暑いね。
暑いよ。
隣のお姉さんは、途中で眠たくなって、こっちに もたれて きたし。
なんで 私と反対の人のほうに もたれに行かなかったんだよう。

いろんな意味であつかった、なんて、"おじさん"らしからぬことを言ってみる(蹴
そんなこと思ってないんだからねっ
そういえば私も、夏の暑い日、関西本線に乗ったときに、隣のおじいさんに もたれて、寝たことが あったっけなぁ。
おじいさん、にこにこしてたなぁ。
こっちとしては、「すみません」な気持ちで、いっぱいだったのですが。
遠い夏の日の記憶。

……まさか私が男じゃないと思われてたとか ないよね。
昔の写真に、親が私に水色のワンピースを着せて、髪を(無理やり)結んだっていうのがあるんですが、妹に見せたら、

「これ、だれー? 誰なん、友達?」
って、本気で いわれたことがあるけど、あの歳(中1)になってそれは……(笑

電話をとる度に「あ、妹さんですか」とか言われてたけど。
話が脱線しますが。
中2のときに学習発表会(文化祭?)なるもので、私の入っていた英語部は劇をやることになったんだけど、なぜか私は女役でした。
ほかの部員、全員女子だったのに。
どう考えてもおかしいと その頃の私なりに思いました(笑
しまいには、「あんたは女顔やねん」と言われたけど、女顔ってどんな顔よ。

妹は親父にくっつき、私は母親にくっついた せいか、妹は親父を突き放し、「おう」とか言いながら胡坐をかくような人に育ち、私は最初 ぺたんと座るようになったが、親父が「女座りはやめろ、胡坐をかけ」と中途半端な時期になってから言うもんだから、中を取って、正座をする人になった。


話が戻りますが。
それにしても、隣のおじさんは有難かった。
その人、団扇を扇いでいたから、私は その おこぼれに与ることが できました。
暑そうにしていた そのおじさんが 団扇で扇いで おくる風は、ちょうどいい感じで 気持ちよかった。
涼しかったよ、ありがとう。