はるかぜ

気ままてきとう雑記。 本HPは左のHP紹介欄バナーから。

パソコンをFDで起動させるために……(MS-IMEを使ってみる)

 くだらない計画でした。

 IBM ThinkPad 560E(2640-40J)というのが家にあるのですが、HDD と本体をつなぐケーブルが死んでいるのです。
要は、HDDからの起動が出来ない、FDDだけのパソコン。
しかし、Windows95 などの起動ディスクでは、日本語入力が出来ない……!

 そもそも、以前から「Windows95 の起動ディスク、日本語表示は出来るのに、なんで日本語入力は出来ないんだ」と思っていまして。
インターネットで調べても、載ってないのよね。
調べ方が浅いのかもしれないですが。

 と言うことで、MS-DOS6.2/V の CONFIG.SYS の中身を見ながら、日本語入力の出来る FD を作ってみることに。
なんとか FD 1枚で、平仮名/漢字が入力できるものを作れないか。
2枚は許せないです。
だって、無くすんだもん(蹴

……完全な趣味の領域です、全く役に立ちません(笑
役に立たない割に 結構苦労し、FD を2枚駄目にしました……あぁ、貴重な2枚、犠牲になった2枚よ有難う(笑
Windows9x 系を使っている方は、パソコンがいきなり起動しなくなったときに、日本語名のフォルダから、これまた日本語名のファイルを救出するのに役立ちそうです(あくまで FD に入るファイルですけど)。

……ん?
FAT32 は読めるんだろうか(蹴


 MS-DOS6.2/V が起動できるパソコンを用意。
MS-DOS を起動させます。




イメージ 1

 とりあえず、何回書き換えてもエラーが出なさそうな FD をフォーマット。

FORMAT A: /S

と入力。
システムも一緒に送ってもらいます。




イメージ 3

 フォーマットが終わったら

EDIT

と入力して、Editor を起動。




イメージ 4

 今更ガイド見るわけないっしょ(笑

Esc。




イメージ 5

 Alt+F

を押してメニューを出し、

O

を押す(選ぶ)。




イメージ 6

 ファイル名に

C:\CONFIG.SYS

と入力

Enter。




イメージ 7

 こんなのが出てきます。
これを……




イメージ 8

 こういう感じに編集します。
C:\DOS → A:\ と書き換えるのは、まぁFDから起動するからね。




イメージ 9

 Alt+F

を押し、

A

を押す(選ぶ)。
上書き保存(S)を間違って選ぶと、パソコンのMS-DOSが起動しなくなります(笑

ファイル名を

A:\CONFIS.SYS

として、保存。
FDに保存されます。




イメージ 2

 一応 CONFIG.SYS が FD に出来てるか確認。

 DIR A:

と入力してみた。
FD の中身は、こんな感じ。




イメージ 10

 必要なものを、HDD からコピーします。
C:\DOS 内からコピーするものは

BILING.SYS
JFONT.SYS
ANK16.FNT
ANK19.FNT
KANJI16.FNT
JDISP.SYS
JKEYB.SYS
JKEYBRD.SYS
KKCFUNC.SYS




イメージ 11

MSIMEK.SYS
MSIME.SYS
MSIMER.DIC
MSIME.DIC
MSIMED.SYS
MSIMESET.EXE




イメージ 13

 ちゃんと書き込め出来ているか、確認。
隠しファイルを除いて、こんな感じです。
EDIT.EXE は、Windows95 から引っ張り出してきました(C:\WINDOWS\COMMAND 内)。



 FD を挿入したまま、パソコンを再起動。
FD から起動を始め、日付を訊いてきたら、入力するか、入力しないで Enter を押す。




イメージ 12

 起動できたら、

Alt+[半角/全角]

を押す。
こんな感じの画面になって、平仮名や漢字が入力できたら、成功なんじゃないかな?

 
 Windows95 に入っている、EDIT.EXE が入る余裕を作ってあるので、入れると Editor が使えます。
テキストファイルの保存が出来るようになるだけだけど……?
MS-DOS の EDIT.COMは、QBASIC.EXE というのが別に要るので、残りの領域には入りきれません(多分