はるかぜ

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ThinkPad 230Cs(2432-YB7)

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 ThinkPad 230Cs(2432-YB7)を購入しました。
今まで手にしたパソコンの中では、いちばん小さいはずです。
最初に見たときは、
「とにかく小さい、可愛いなー」
という印象でした。
写真左隣においてあるのは、15cm定規です。
ということは、奥行きはおおよそ16cm、ということになります。



 何事もなかったかのように、起動している写真を載せましたが、実はこの子、最初は画面が映らないというものでした。
初めて手にする機種なのに、ジャンク品に手をつけるのは、少し勇気が要りますね(笑
とりあえずディスプレイを分解してみると、インバータに繋がってるケーブルの端子に、青錆が付いていました。





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 本体を分解すると、本体側の端子にも青錆がありました。
これは事後写真ですが、青錆が少し見えています。
端子を1本ずつ抜いて、削り落としてから元に戻すと、バックライトが点灯しました。
ディスプレイはどうやら大丈夫だったようで、画面が映るようになりました。





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 それにしても、今回の原因は、このバッテリだったようです。
この液漏れが、インバータの端子までお引越ししてたのね。
置時計の修理も、大半は液漏れによる錆のお引越しで、手遅れになっているものも結構あります。
この手のバッテリは、確かサスペンド用だった気がします。
今更ユーティリティディスクも配布していないので、これ以上ひどくならないように、抜いておきました。
ひどくなると、こんなふうになっちゃうそうです。

ユーティリティディスクですが、The Wayback Machineなどでちょっと調べると、どうやら「tpj230cs.exe」というものが以前はあったようです



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 左がTP530Cs(2605-DFV)、右がTP230Cs(2432-YB7)。
 それにしても、「さすがこの時代」という感じの性能です。
画面はDSTN液晶で、VGA
バッテリは、Ni-MH充電池は付いてこずに、乾電池ケースが付いてきました。
アルカリ乾電池で、30分稼動するそうです……って、ほぼ緊急用ですね。

ハードディスクは分解ついでに、内ねじ 1GBのものに交換しましたが、もとは260MBでした。
CPUは、SL-Enhanced intel486SXの 33MHz。
メモリは20MBで、最大にこそ なっていたものの、Windows95を動かすには辛いかな……と思ったら、結構軽いのね。

しかし、音楽が全く再生できませんね、うん。
いや、期待は全くしていなかったですけどね。
TP530Csは、ぎりぎりMidi(S-YG20)が鳴ります。
もっとも、AMD 5x86の 133MHzでは、モノラルでしか再生できませんが。
あ、230Csは、そもそもモノラル出力です。

キーボードがラバードームのみの はめ込みなので、引っかかりやすいのが難です。
となってくると、やっぱりTP535なのかなぁ。