タイトルに「分解」と入れると、
分解方法の話で役に立たねばならない雰囲気になりかねないので、
あえて入れませんでした…。
久しぶりに、ポケットピカチュウカラー(ポケピカカラー)を分解しました。
ボタンの利きが悪くなってきたからです。
Aボタンは大きいので、まだ頑張れば押せる。
しかし、他の小さいボタンは、爪を使って力を入れないと利きません。
こうなると、なかよし度は見られないし、時計を見たら戻れないし、
ゲームをしようものなら、負けるまでやり続けなければならない。
拭けば直る。 それは知ってる。
ポケピカを、耐用年数ガン無視で長きに渡って愛用する者にとって、
これは避けては通れない道なのである…!!!
と言っても過言でないほど、
Web上には、接点の掃除と接点ゴムの記事がズラッと並びます。
しかし、これは同時に、
「電池を抜かなければならない」
ことを意味しているのであります。
記録存亡の危機なのです。
コツは、丁寧なスピード勝負とこまめな気配りです(なんのこっちゃ)
※クリップにくっついているのは、「まっくろくろすけ」です
もうね、
何度分解したか知れません。
某中古屋でポケットピカチュウカラーを入手したのは、高校一年生の頃。
実に十六年も前のことです。
洗濯機にも回しました。
びっちょびちょのまま電源入ったのには驚きましたよ…
そこで分解し、
そこからも数回、上記の理由で二 三年に一度は分解掃除しています。
説明する気もなさげなこの写真を見て、
お分かり頂けるかたもおられるかも知れませんが、
ブザの線は何度も切れて縮まっていますし、
実は、万歩計の心臓部とも言える振り子の軸も折れており、
おまけに、振り子の下の
何度も接着剤でくっつけています。
今回も、分解したら振り子が軸ごと脱落しましたので、
軸の根本の接着剤を削り落とし、また接着剤のお世話になりました。
もうほんと、筐体だけ欲しい。
ということで、
今回の作業は、接点と接点ゴムの掃除、
振り子軸と
おまけに今回はブザの線も切ったので、ブザ線の半田でした。
前回に引き続き、
無事、記録を飛ばさずに作業を終えることができました。
二千とび六十四日…だいたい五年八ヶ月。
よくもそこまで記録を保持できたものです。
前回分解時は、そこから五日程で累計歩数がカンストしました。
今回は、カンストまでおよそ百四十万歩ほど。
半年ほどで、もう一度カンストさせられそうですね。
ちょっと楽しみ。