はるかぜ

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Seiko Champion

 時計を直す時って、必死なのよね……
ということで、ばらしている最中に、写真なんて落ち着いて撮れません(笑
撮っていると、大変なことになった時に、助かりますけどね。 たぶん。
今回、頑張って写真を撮ってみたので、折角ですし、
劣悪な作業環境を公開いたします(笑





イメージ 1

 ねじが巻ききってあるのに動かない、Seiko Champion 19石を直しました。
歯車系で他だと、カセットテーププレイヤがありますが、
あっちは、歯車の欠けが大体の原因ですよねぇ。
そうなると、まぁどうにもならんことが多いわけで……

 巻ききっている時計の場合は、まだまだ経験が浅いのですが、
ひとつには、軸の欠けがありました。
あれは、私にはどうしようもありませんので、
どなたかが匙を投げた、こちらにとって都合の良い故障品が、
某オークションやリサイクルショップの店頭に並ぶのを待つしか、手がありません。

 同じくらいに、何かが詰まっているとか、
油が切れて動かないとかいう場合がありました。
それは、分解して、何やらで丁寧に汚れなどを取ることで、
だいたい動くんだなぁ、という感じをつかんできました。
油は……髭剃りの油で代用しています、一応実績が複数機あるので(だめじゃん

 今回は、どうやら後者のようでした。
二番車をピンセットでいじってみても、どの方向にも力がかかっていませんでした。
車は全部しっかりはまっていたようなので、あぁ軸じゃなくてよかったと思いました。
というか、二番車で足止めとか、隣が一番車なのに随分ですねぇ……

 道具とかは、100均のマイナスドライバに少し手を加えたもの1本、
ピンセット、蓋開け、お菓子の入っていた入れ物だけです……なにせ貧乏学生なので……





イメージ 2

 無事動きました。
最近遠視が進んでいるのか、ピントが合わない自分の目に驚いていました。
どうなるかと思いましたよ……
テンプはしっかり振れていたので、外すのはガンギ車までにして、掃除してみました。

 それにしてもやはり動くといいですね……なんというんですか、達成感とはまたちょっと違うのですが。
腕にはめて使ってみて、速さを調整するつもりです。
あと……蓋周り、それと表蓋開けた周りもかなり汚いです。
きれいにする術なんか持ち合わせていないので、下手に触らないほうが得策かなぁ。





イメージ 3

 ついていたベルトは、社外品でした。
しかも、私の腕は細っこいので、ぶかぶかでした(笑
うーん、ベルト高いんですよねぇ、買うと……どうしましょう。