はるかぜ

気ままてきとう雑記。 本HPは左のHP紹介欄バナーから。

SEIKO SUPER

イメージ 1

 セイコースーパーを掃除しました。
裏蓋を見るに、1952年8月ごろに製造されたようです。
全部分解した写真を撮っていたのですが、ピンボケで何が何だかさっぱりな写真でしたので、消しました……
ちなみに石の数ですが、目視で確認したぶんでは、10石のようです。
地板には、テンプにかかる石以外は、石がはめられていませんでした。
文字盤には、ANTIMAGNETICの文字がありますが……ほんまかいな。
時計の針は、時針が折れていたので、時針分針共、別のものと交換しました。
赤い秒針は、もともとのものです。





イメージ 2

 掃除掃除と毎回言っていますが、私の場合、布で部品をしごいて汚れを削ったり、
古い油を拭って、注油しなおす程度の掃除です。
「洗浄」という言葉を、時計をやられているブログや記事で見ますが、
皆さんがどうやって「洗浄」をしているのか、全く知りません(汗
おいおい勉強したいと思います。

 3姿勢調整済みの文字も見えます。
まぁ、私が分解したので、もう意味を成しませんが、
スーパーを作るときに、そんな大層なことをしていたのでしょうか。
よく言われる、「スイスの精度に追いついたのはマーベル」というのを考えると、
3姿勢調整済みって……うーんほんとかなぁ、と思ってしまいます。





イメージ 3

 さて、最初の写真だけでは、大きさがいまひとつわからないので、ユニークと並べてみました。
ユニークとスーパーは、機械の径は同じだったと記憶しています。
敷いてあるノートのひと目盛が5mmなので、スーパーは27mm程度、ユニークは32㎜程です。
この後も外装が大きくなる傾向が続くようで……まぁ、このスーパーほんと小さいですね。
しかし、インデックスの大きさが隣のユニークと同じくらいですから、インパクトがあります。

 割れと変色のある風防と、なにより風防の枠がすぐ外れるので、
それをなんとかすれば、使う気になる……かもしれません。