はるかぜ

気ままてきとう雑記。 本HPは左のHP紹介欄バナーから。

再び尾鷲へ

 自動車免許取得してから初めて、道路公団に課金しました。
もう公団じゃないっちゅうに、
普段ほぼ縁がないだけに、未だにあの「JH」ロゴしか思い浮かばん。
ハイウェイ・ナウくん…

 こないだ28日に、祖父母と一緒に尾鷲に行きました。
写真はいつもどおりHPにて掲載しております。
9月8日には、私の気まぐれで祖父母の初めての尾鷲行きをやりましたが、
この度は、祖父からの提案…というのは前述のとおり
当日はいつもより早めに起き、
家事を済ませて祖父母宅に着いたら、
ちょうどケアマネージャさんが家庭訪問を終えて、
車を出していたところでした。 バッチタイミング。
10時ちょっと前に、家を出ました。

 国道23号が少々渋滞していましたが、
県道37号に分岐してからは渋滞もなく、
12時ごろに「道の駅 おおだい」へ到着。
祖父が小腹が空いたと言って、
持ってきた新潟の笹団子と、売店のフライドポテトを少し食べました。
15分くらいで出発し、
どっか食べるところはないかと、
うどん気分の祖母がきょろきょろしているうちに、
13時過ぎに「道の駅 紀伊長島マンボウ」に到着。
目当てである魚を買いあさったのちに、
奥の食堂で昼食に。
昼食後は、今回の目的地である「卵卵ふわぁ~む」へ向かいました。

 すでに店内には4組ほどお客さんがおり、
賑わっているようでしたので、写真を撮りませんでした。
新聞に記載の「たまごかけごはんフェア」は、
卵(「善玉タウリ」)と「地産地笑」もの(鰹節や魚類のふりかけ等)が、
セットにして売ってありました。
価格は1,000円から3,000円と記憶しています。
結局この度は祖母が卵15個パックを2つ買って、しまいでした。
今日その話を職場でお得意さんにしたところ、
どうも売っていたシュークリームが県下ニ、三番手くらいの美味しさで、
なぜ買わなかったのだ、と言われてしまいました。
もう元凶というかなんというか、
ほんのちょっと手前で昼食にしたのが運の尽きだったわけで、
まったく本当に惜しいことをしたもんだと、今更後悔しておるのです。
次回は腹ペコで臨むぞ。

 地道に対して変に執着のある私は、
ここからも国道42号を使って尾鷲を目指しました。
道中驚いたのは、
かの三浦隧道の処遇です。
初めてお目にかかったのは、平成28年の自転車での熊野行きの道中。
あの時は、事前情報通り道には植樹ありフェンスあり、
隠す気マンマンの状態で、実際手も足も出ませんでした。
二度目は平成30年の10月、車で新宮へ向かって通過したときに、
以前あった植樹が透かれており、フェンスも開いているのを確認し、
12月に友人と向かって、向うまで抜けたのでした。
そして、前回9月の尾鷲行きでは、
植樹はなくなり、フェンスまで撤去されているのを確認したのでした。
たしかにここを越えるには、現国道42号の船津トンネルしかなく、
始神(椒)峠越えなんてやってられないので、
三浦隧道は、他の隧道と同様歩道としての利用価値があると思うけど…
と思っていたら、
今回は、新しく隧道直前にフェンスが新設されているのを確認したのでした。
坑口に寄せる形で取り付けられており、
いちおう上部には有刺鉄線も備わっていたので、
ぱっと見では、もう這入れなさそうな感じがしてきます
(執筆時にGoogleストリートビューを確認したところ、
令和元年には、今現在と全く同じフェンスが設置されているので、
すでに設置されているフェンスを見落とした可能性がありますが…)。
ま、
前回訪問時も、そこそこ内部が崩れていましたし、
蝙蝠も住み着いていたし、
もう這入ることもないだろうなぁ…
ただ、反対側の坑口くらいは一度フェンス越しに見ておきたい。

 尾鷲に着いたのは、15時10分ごろ。
いつもの商店へ干物を買いに行きました。
前回は、いつも世話になっているご近所さんの分だけ買ったのですが、
大層上等な魚で美味しかったと礼を言われたため、
自分のが欲しくなって、ついでに連れてってくれとなったのでした。
二人があーだこーだ言っている間に、私は散策。
公園で子どもが元気にきゃあきゃあ遊んでいる。
どっかの学童保育だろうか、保護者のような人も。
コロナ禍もいちおう収束の様相を呈しており、
またこう自由に遊べるようになるといいねぇと思う。

 用事を済ませて車に乗った祖父は、
「高速で帰ろう」と言い出す。
こないだから頻りに言っており、行く前にも言われていたが、
やはりここでも言われてしまった。
確かに、地道で帰るなら前回のように帰りが9時とかになりかねない。
反対方面ではあるが熊野尾鷲道路も全線開通しており、
若干興味もあったことも手伝って、
私もその気になってしまいました。
で、尾鷲北ICに進入したのですが…あれ。
そういえば、これってどっちが津方面って書いてあったっけ。
もしかして間違えてて熊野しか行けないとか…と車の中で大慌て。
突っ込んでしまったものは仕方なし、
熊野方面なら潔くあきらめるさと踏み込むと、
津方面の入口になっていました。
のちに調べたところ、
尾鷲北は津方面の出入口、
尾鷲南は熊野方面の出入口になっているそうな。
…ってことは、熊野から尾鷲に来たときは、
尾鷲南で降りないと、尾鷲で降りられなくなるってことかい。
気をつけよう。

初めて握った通行券。 子ども時代は憧れた
紀伊長島IC附近で、紀伊長島以北は有料道路である看板が出現し、
発券機で通行券を入手。
そこから芸濃ICまで、軽自動車で1,790円でした。
尾鷲から芸濃ICまでは、約1時間半。 近い…
駐車場の精算機でも、
支払口に手が届かなくなるなんてことを何度か経験していたので、
失敗しないように、結構寄せた…積りだったのですが、
あと少しで届かず、
二枚目の千円札を落としてしまいました。
今日日ETC装備車が多いのもあってか、
全く後ろに車が来なかったのは助かりました。
道路公社への課金は実は滋賀県で果たしており、
そういう意味では、有料道路は初体験ではないのですが、
高速道路への通行料の支払いは、初めてのことでした。
前を走るの普通自動車が制限速度
(時速70キロ、のち80キロを経て100キロ)を守る優良ドライバーだったため、
軽自動車の私も、なんの気負いもせず通行することができました。
ありがとう、前のひと。
祖母は祖母でくぐった隧道を数え上げ、
祖父に「トンネルが30もあった」と得意げに話していました。

 というわけで、芸濃には17時到着、
夕ご飯も早めに戴き、19時ごろに無事帰宅したのでした。
「また連れてって」と祖母。
もうちょっと間を開けていただきたい。