はるかぜ

気ままてきとう雑記。 本HPは左のHP紹介欄バナーから。

UQ mobileのSIMカード変更手続き

 2022年3月をもってauが3Gを停波するというので、
昨年1月に、12年5ヶ月使ったW52SをKYX31へ機種変更しました

が。

3G停波の影響は、これで終わりではなかったのでした。

なんと、
UQ mobileまで、
今使っているSIMカードだと、同じ2022年3月で使えなくなる
というのだ。
どゆことっすか…アンテナピクトんとこに思いっきし「4G」って出てるやん…
と思ったのですが、
あれか、
Cメールだけ3G使ってたりするのか。

 3月から、
VoLTE非対応のSIMカードからVoLTE対応SIMカード(マルチSIM)への変更が、
いつもなら3,000円(税別)かかるところが、
実質無料になるとのことで、
さくっとSIMカードの変更手続きをしました。
実質無料、というのは、
いったん変更手数料の請求は来るのですが、
翌月以降の通信料から手数料分を減額することで、
無料になるようにするようです。
ややこしいなおい。





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 変更手続きの画面。
microSIMカードは、一昨年の9月で受付終了しています。
なので、「SIMカードを選択してください」といっても、
出てくる選択肢が「VoLTE用マルチSIM」一択。
後日対面受け取りののち、
my UQ mobileで回線切替をして、
新しいSIMカードで通信ができるようになります。





新旧並べてみた。
 とりあえず開封して、前のSIMと並べてみる。
あっちゃこっちゃにSIM出し入れしているせいで、
nanoSIMもどきの端子が、ずいぶんなことになっています…

SIMロック解除コードの取得がてら、
au版XZに新しいマルチSIMを入れて、
海外版XZで切替の手続きをしました。





回線切り替え。
 切替した瞬間に消えるアンテナピクト。
空いていたのか、
ものの5分ほどで、新しいSIMカードのほうで通信ができるようになりました。





台紙にしまう。
 前のSIMは、新しいSIMが入っていたホルダに。
こうやってはめてみると、
まー我ながら上手に切り取ったもんだと感心しました()
5年間お疲れさまです。
ちょん切られて、若干厚みの足りない空間を頻繁に出し入れされて、
よく頑張ったもんだねぇ。

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 実は、マルチSIMに変えたいと思ったことは何度かありました。
が、
ご存じの通り、ケチるところはとことんケチる性分なので、
変更手数料がいやで、ずっと古い遺産を引きずっていたのでした。
何度か書いていますが、
私がスマホを持ったのは、
職場の先輩からauXPERIA Z1を戴いたのが始めで、
そのZ1が、マルチSIM非対応だったので、
UQ MobileをmicroSIMで契約したのでした。

 次に戴いたのはauXPERIA Z4だったのですが、
Z4はマルチSIM専用機でした。
その時の私は、SIMカードの類にはまったく疎く、
nanoSIMとマルチSIMの違いを知らなかったため、
ネットで「切ればnanoSIMとして使える」というのを見て、
わざわざPDFを寸法通りに印刷して、
デザインナイフと紙やすりで、nanoSIMに仕立て上げたのでした。
まあ、使えませんでしたけども…。
壊れたSDカードを剝いで、
その側をくり貫いてアダプタ作って、Z1に戻したのでした。

 そのときに、SIMカード変更のことを考えたのですが、
マルチSIMへの変更は、SIM再発行と同じ扱いで、
3,000円(税別)が必要とのことでした。
高ぇ…と思って、そのままにしているうちに、
Z1は電池残量を3割ほど残して落ちるようになり、
「電池持たなくなったなー」なんて思っていたら、
電池が膨らんで背面が剥離し始めたため、
2018年12月9日に、ヤフオクで「純正品」…の皮を被った電池を1,430円で購入。
なんだよンニ-エリクンンて。
PSEマーク謳った非純正のほうがまだええで…
なんでも勉強っす。 世の中そんな甘ない。
途中海外ROMを焼きAndroid5.1.1にしたりしながら、1年調子よく使ったのですが、
GPSの不調が来てしまい、違う機種を探すことになりました。

 さすがにnanoSIMとマルチSIMが違うってことくらいは覚えていたので、
au版のXPERIAで…と探したら、nanoSIMのZ3が最後らしい。
OSは、Z1がAndroid4.4.2なのに対して、au版Z3は5.0.2。
某オークションで漁ったのですが、
この機種、タッチパネルの不良が多すぎる。
頑張って大丈夫そうなものを探して、
2019年11月26日に、送料合わせて2,845円で購入。
…Z1の電池も合算してしまうと、3,300円超えてますけどね…
ただ、これがけっこうあたりで、
ついこないだお役御免になるまで、満充電から3日弱電池が持つくらいでした。
Z4の電池持ちがまあ最悪だったので、これはこれで正解でした。
この時点で、すでにauXPERIA XZも戴いていましたが…

 よくもまあ2014年製のスマホを後生大事に使っていたなという話ですが、
なんだかそろそろ新調したい…という欲と、
職場の別のかたから戴いていたdocomo版Z5が、nanoSIMも対応だったこともあって、
au版でなければ、nanoSIM使えるのでは…
ということで、
Z1、Z4に続いてXZも戴いていたにもかかわらず…なのですが、
というより、
XZを2年ほど使って、この筐体をすっかり気に入ってしまっていたので、
(要GPSのゲームをしているので、
国内キャリア版XPERIAGPSの拾いの悪さに閉口気味だったのもありますが…)
去る2月23日、海外版のXZに手を出してしまったのでした。
送料込みで5,750円。
SIMカード変えろよ。
相場なんか知ったこっちゃないですが、
前のオーナーさんの使用頻度が低く、
…なによりいいかただったので(重要)、
安かったと思い込んでおります。
案の定、ちょん切ったnanoSIMもどきも問題なく認識され、
ちゃんと通信できました。
さすが海外版、
カメラのシャッター音が鳴らないんですね。
…スクショの音がばっちり鳴るんですが…
写真なんて、やましいもの撮ったりしないんで、鳴ろうが鳴らまいがいいんですが、
ゲームのスクショは…どーしたもんかなー。

 その後2週間もたたずにマルチSIMに変わるなんて、
まったく考えちゃいませんでしたが…au版XZ使えるようになっちゃったよ…!

 変更手続き、
実質タダ、
この響きだけで、わりと勢いでSIMカードの変更手続きをしてしまいましたが、
冷静になった今、
ジャンク漁る意味が半減することに気づいて、
なんともいえぬ寂しさに浸っています。
何度か行って、あんだけまた行きたがってた大須も、
ジャンクといえど実用品を求めて行っていたわけで、
マルチSIMに変わったことで、狙う端末が半分くらいになりそうです。
古いパソコンはウン百台集めて、完全に趣味と自分で言い切れる状態ですが、
スマホはねぇ…まだそんな境地には至っておらんのです。

春の香りをたのしむ

 しょうもない記事を書く練習。
昔はたくさん書いてたはずなんですけどね…
固くなっちゃったなぁ。





畑に出てたふきのとう。
 先週祖父母と畑に寄ったらば、ふきのとうが出てきました。
まだ戴くには早いってんで、
一週間あけた昨日、採ってきました。
小学校の国語の教科書の影響っちゅうのは偉大なもので、
『ふきのとう』と聞くと、
寒くて薄暗い竹やぶの情景がすぐ思い浮かぶ。
たしか、お寝坊さんの春風が太陽に叩き起こされていたはずだ。
私は今日も9時起床です。 なんてこったい。





庭の枝垂れ梅。
 鶏糞やら牛糞やら買い物を終わらせ、家に戻ってくると、
庭の梅の花が、ようやくほころんできていました。
一気に暖かくなったかと思えば、この寒さ。
ぬくたくなるのは、いつでしょうね。
…花粉が嫌な季節ですが、
花だけは、
ようやく冬が終わったっていう感じで、心がうきうきしますね。





天麩羅蕎麦。
 さて、
昨日たまたま仕事が休みで、
気分が乗って、祖父母にまんじゅうを届けたら、
その流れで使役されてしまったわけですが、
帰ろうとしたら、
「あんた今日は暇やろ、ちょっと待っとれ」
と言われ、
待っていたら、さっき採ったふきのとうの天麩羅を作ってくれました。
ちょうど、昨日作った鍋があったので、
そこに蕎麦を入れて、天麩羅蕎麦にしました。
写真は二杯目なので、ちょっと上が寂しいですが…

立ち昇る湯気から香る春。
食べた後のげっぷに、春の香りが乗るのが好きです。

Gentoo Linuxインストールバトル中…

…とまあ、
ことの発端は、ChromiumOSのビルドから始まったのですが、
Gentoo Linuxに手を出しています。
実はこの記事も、導入したGentoo Linuxから投稿をしています。
ちゃんと整理がついたら、
個人的備忘録のために、導入風景(?)を記事にしたいと思っています。

…いますが、
記事にする体力が残るかどうかは不明。
何番煎じなんだろうっていう記事にしかならないだろう、
と思っている時点で、もうすでにやる気が…(汗)

明治時計の目覚し時計

 ちょっと最近ですね、
なんだか置き時計くらいの手頃なものが触りたくなってきましてですね、
立て続けに2つ、
いわゆる「コロナ型」に代表されるような大きさの時計を、
動かない状態で入手しました。





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 そのうちのひとつ。
…そういえば、組み立て後の写真を撮ってないですね(蹴
明治時計の目覚し時計です
こんどちゃんと写真撮ります…
出勤前に手元に届いたので、
ちゃっと分解して油分を落とし、
1時間乾燥させた後に、箱に入れて職場へ持ち込みました。
…今回の時計、
うちに来る時計にしてはめずらしく、
油まみれの状態ではなく、乾いて動かないという状態でした。





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慌てて分解してたので、ヒゲゼンマイの位置を確認し忘れ、
片振り修正の時にネジ回し滑らせて、ヒゲゼンマイひしゃげましたけど…
というか、もうひとつの時計でも、
位置こそ覚えていましたが、
ヒゲゼンマイに関しては、全く同じことをやらかしているので、
ちょっと反省せねばならんと思います。
…合う道具ないなこりゃ。





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 文字盤には「REPEAT ALARM」、
提げの両側には「C-R」「S-A」のスイッチ。
右側の「S-A」のスイッチはSIRENT-ALARMだと思うのですが、
左側の「C-R」スイッチは…なんの略でしょうね。 片側はREPEATでしょうけど。
三番車にカムがついていて、
スイッチがRに入っているときは、
ベルが30秒おきくらいに鳴ったり止まったりします。

 天真の受けネジに石はなく、
天真ともども摩耗もあるでしょうが…私にはどうすることもできません(
そのまま組み付けて様子を見ていますが、
いまのところ、調子よさげに動いています。
もうひとつ入手した時計もそうでしたが、
ゴトクやベルに歪みがあって、
組み付けると、機械が歪んで止まってしまう状態だったので、
そこだけ修正…といっても曲げるので力技ですが、直して、
しっかり組み付けても止まらないようになりました。
いい音で動いています。 いい音で。

 今更なのでもう慣れっこですが、
まあええ音しますね。
友人とかに見せると、
「枕元においたら寝れんガ」
なんて言われるのですが…

ジェコー モーター式自動巻き時計のゼンマイ

 こないだのジェコーの時計なのですが、
記事中に、
「ゼンマイなのですが、
あらかじめどこまで巻いておけばいいのかが、わかりません」
と書いて逃げておりました。
じっさい、
調べ不足と言われたらそれまでなのですが、
かなり調べても、この手の時計の情報が全然出てこなくて、
あきらめていたのでした。

 モーター式自動巻き時計は、もう必要ないのですが、
乾電池駆動の音叉時計は引き続き探しておりまして、
その探している過程で、
あらかじめ何回巻いておけばよいかが判明いたしました。
昨日某オークションで出品された、
モーター式自動巻き時計の壁掛け版である「ハイオート」の出品画像に、
時計の裏面の写真が掲載されていたのですが、
なんと「時計店へのお願い」という記載があり、
そこに簡単な整備法が書かれていました。
画像は著作権に抵触しますので、
引用させていただきます。
この際なので、全文。

JECO ハイオート・ストライク [S-702]

お願い
1.進み遅れの調整を要するときは緩急ダイヤルを動かして下さ
  い。 { 1回転当り、1日約1分30秒
     進んでいる場合S(-)方向へ
     遅れている場合F(+)方向へ }
2.電池の寿命は約1年です。期間が過ぎた場合或いは時計が
  止った場合は直ちに電池を交換して下さい。そのまま放置
  しますと漏液して時計の機能を損う事がありますからご注
  意下さい。
3.電池は正しくホルダーに挿入し時計を軽く振って時計のス
  タートを始めて下さい。
  左側は時計用、右側は時打用です。
4.良い精度を維持する為には一般の時計と同様に1~2年以
  内に分解掃除及び注油等のお手入れをお忘れなく。

時計店へのお願い
1.時計を分解修理される時は先づ電池を外し次に接点一式を
  機械から必らず最初にはずして下さい。
2.モーターの分解及び注油の必要はありません。
3.組立て最初のゼンマイ捲上げは7捲半前後です。
  振れ角が250°~290°になる様に捲き上げ数を加減して下
  さい。
4.時打機構は従来のものと殆んど同じものです。
5.修理テキストを発行して居りますから御参照下さい。

東京 ジェコー株式会社



 さっそく側から外し、
ゼンマイを開放して、7回半ほど巻きなおしました。
振り角が何度かは…ちゃんと見ていませんが、
十分な振り方をしているので、
そのまま様子を見ることにします。

中秋の名月

 今日は中秋の名月です。
うっしゃ、帰ったらシシャモ食ってから、
コンビニ行って、団子買って食べるんだぁ
なんて思っていたのですが、
コンビニに行ってみると、団子は売り切れ。
いつもはなくなっている唐揚げが、50円引きのシール貼って並べてある。
まじか…

 団子は諦めて、
くるみ餅買って、
帰りに月の写真を撮っていきました。





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 いつもそうなのですが、
月の写真、
いちどに40枚くらい撮るのですが、
ばっちり撮れているのは、そのうち1枚ということが多く、
今回も例にもれず、37枚中1枚でした。

 最近さすがに、
こう、
10年前に中古で買ったこのカメラに、若干限界を感じ始めているのですが…
高いのでなくてええから、月が撮れるようなカメラを新調したいです。

ジェコー オートクロック(モーター式自動巻き時計)

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 ジェコーの時計を直しました。
その名も「オートクロック」、
またの名を「モーター式自動巻き時計」。
めっちゃ面白そうな響きの時計ですが、
名前の通り、モーターでゼンマイを巻いて動く時計です。





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 写真右側にあるのがモーターで、
ひとつ小さい歯車を介して、香箱の軸にあたる歯車を回します。
「香箱」は、2つの歯車とゼンマイで構成されています。
ゼンマイは…あのびろーんって胴が伸びるおもちゃみたく、
とてもしなやかなばねでできています。
歯車は、片方は太軸で筒状になっていて、
ゼンマイのばねを太軸にはめ、
もう片方の歯車の細軸を太軸にはめて、「香箱」になります。
そのばねの両端を、上下の歯車にある突起に掛けて、ゼンマイとして機能します。
…なんじゃらほい。
そのあとの輪列は、秒針の車、雁木車、ピンアンクル、テンプという順番です。
分針・時針へは、
香箱の歯にあたる車の、文字盤側に貫通した軸に車がつけられていて、
そこから分針、時針とつながっています。

 「香箱」の上下の車には、隣にあるカムを回すための突起がついています。
香箱の歯にあたる車にある突起によって、カムは2分にいちど動かされ、
カムの先にあるスイッチが閉じて、モーターが回って香箱の軸にあたる車を回し、
その車についた突起がカムを回してスイッチを開き、モーターは巻くのをやめます。
電池がなくなって、ゼンマイが巻けなくなると、
香箱の歯にあたる車にある突起はカムに引っ掛かり、時計は運転をやめるため、
ゼンマイが緩みすぎないようになっています。

 なにがあれって、
変な仕組みなので説明はしたいものの、
言葉ではうまく伝えられん、
そんな時計でした…
ジャンクで手に入れたときは、ありがちですが油でぎっとぎとで、
引っ掛かる部分を取り除いて試運転したときは、
ひげゼンマイが変形しているのではないかと焦ったが、
実は油まみれで吸い付いていただけ、なんて状態でした。
ゼンマイのばねも若干変形していて、こちらも直すのが手間でした。
油を丁寧に落とし組み付けたら、思いのほか快調に動きだしました。
ゼンマイを巻くのが頻繁なおかげか、結構安定した精度で動いています。
ただ…ゼンマイなのですが、
あらかじめどこまで巻いておけばいいのかが、わかりません。
巻きしめるとこまで巻いたあと、
電池を抜いて2分おきにカムを回してやれば、ゼンマイは緩めることができるのですが…
どこまで緩めれば、正常な運転をするのやら。

以下は余談です:

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